インフルエンザは、感染した人が咳やクシャミなどをすることで空気中に広がり、それを吸い込むことで感染が広がります。流行には気温と湿度が関係していて、気温と湿度が低いほどインフルエンザウイルスの生存期間が長いです。典型的なインフルエンザは、38度以上の急激な高熱、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状と、のどの痛み、咳や痰などの呼吸器症状がみられます。1週間の経過で治癒に向かいますが、普通の風邪に比べて全身症状が強いのが特徴で、気管支炎や肺炎などを合併し、重症化すると死に至ることもあります。特に65歳以上の高齢の方、福祉施設などに入居されている方、慢性の病気を持つ方、気管支喘息をもつ小児などは重症化を防ぐために予防接種をお勧めします。また、上記の方と同居されているご家族やお世話をしている方も予防接種をお勧めします。ワクチンを接種してから、実際に効果を発揮するまでには、2週間くらい時間を要します。早めの予防接種が効果的です。また、体力が低下していると、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。バランスのとれた食事、十分な睡眠、そして外出後のうがい、手洗いは重要です。